-ハクモクレン- 今年も見事に1万の花が開花

-ハクモクレン- 今年も見事に1万の花が開花

 小名浜大原、徳藏院(渡辺叡照住職)の境内にある「ハクモクレン」が、今年も1万もの白い清楚(そ)な花を咲かせ、市民の目を楽しませている。
 ハクモクレンは、樹高20mにもなるモクレン科の落葉高木で、3月から4月上旬が開花期。上向きに閉じたように咲き、見ごろには、白い小鳥が気に止まっているように見えるのが特徴。
 約10mの同院のハクモクレンは、渡辺住職が20年前に大観音像の隣に植樹。「樹齢4、50年になるが、今年は例年より10日早く咲いた」(渡辺住職)という。
 ハクモクレンが咲く近辺一帯には赤いモクレンをはじめ、シダレ桜やソメイヨシノ、ツツジが花を開き、春の風情を醸し出していた。

 

1万もの花を咲かせるハクモクレン