飛鳥Ⅱが小名浜に寄港 マリンブリッジ一般開放も

 クルーズ船「飛鳥Ⅱ(郵船クルーズ)」の小名浜港寄港に合わせて、県土木部港湾課は4月12日、同港の小名浜マリンブリッジを一般開放した。

 同船は国内最大級のクルーズ船で、二年ぶりの寄港。乗船前に全参加者にPCR検査を実施し、健康状態を確認した上でツアーを実施するなど、徹底的な感染対策を行っている。

 同橋から、飛鳥Ⅱを見物する参加者ら

 一般開放には、市民ら2462人が訪れ、3号埠頭(ふとう)に接岸された飛鳥Ⅱをバックに記念撮影をするなど、楽しんでいた。

 また、同船の寄港と同橋の一般開放に伴い、4月17日に就航の「小名浜デイクルーズ」は、プレオープン企画として、就航前の「サンシャインシーガル号」に一般客らを乗せて運航。

 同社の國井徳明事務局長は「飛鳥Ⅱ寄港とマリンブリッジの一般開放ということもあり、プレオープンを企画しました。普段見ることのできないところからの小名浜港を楽しんでいただければ」と語っていた。

小名浜デイクルーズ「サンシャインシーガル号」船上から