
特集 | ン、“映え花盛り”?

高性能カメラが搭載されたスマートフォンが普及し、手軽に写真撮影ができるようになって久しい。歩調を合わせるように、SNS(交流サイト)に撮ったものを投稿して楽しむ文化が定着。「見栄えがする」を意味する言葉「映(ば)える」も広く浸透した中、本誌編集部がいわき市内を巡り、「映え?写真」を探してみた。
連載 | いわきを辿る!

合併で「郊外」を獲得
市域最大に広がったが⋯
いわき地方で最も人口が多く、古くから政治の中心として機能してきた平地区。一方、周辺部には豊富な農・漁業の一次産業を抱え、時代の変化の中で盛衰を経験している。
「明治の大合併」で誕生した平町が、平窪村を吸収合併して「平市」となり、同地方で初の市制を施行したのは、昭和12(1937)年。平はその後も市域拡大を図り、次々と“郊外”を獲得していった。
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