
特集 | バイク熱グングン “楽しく、ライドオン”

海沿いなどを車で走っていると、オートバイでツーリングする集団をよく見かける。連休ともなれば、行楽地の駐車場には県内外の二輪車がズラリ。観光施設や神社もライダーを呼び込むなど、主に趣味としての「バイク熱」が高まる、いわき市内。トレンドを知り、この〝波〟にライドオン(乗ろう)!
連載 | いわきを辿る!

石炭が呼んだ企業群
“城下町”栄え税収大幅増
クレハ、常磐共同火力勿来発電所、日本製紙勿来工場、いわき大王製紙…。これら大企業と関連企業群が集積する勿来地区は、「企業城下町」の性格を有すると言える。
その“源流”をると、行き着くのは石炭産業。明治期にいわき地方を激変させた「黒いダイヤ」の存在が、当時の最先端産業を呼び込んでいった。これに伴い、電力や工業用水の整備が進んでいく構図も浮かび上がる。
勿来地区で採炭が行われていたのは、山田、川部、南端の窪田の各村が中心だった。活況を呈したことで、商業や通運業も活発化。
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