眩しいのも善しあしだ
モノには必ず、名前が付いている。スーパーの商品類、車も机上のこまごまも。人名も千差万別だが、俗に言われる子どものキラキラネームなどは過ぎると厄介。親の自己満足や願望などが要因のようだが、奇抜すぎて困るのは子どもの方かもしれない。
各種の資料によると、キラキラ類は1990(平成2)年ごろから増加し、10年後の2000年前半には全盛期を迎えた。名前は、常用漢字と人名用漢字を組み合わせれば付けられるが、これらが“混乱”の基となった。
その理由の1つ。有名なスポーツ選手やタレント、あるいはテレビ、漫画やアニメ類が“誘い水”になった可能性も多分にあったろう。当て字類も数多く、うっかりそのまま読んでしまうと間違ってしまうこともたびたびだ。
しかし、来年5月からは国の改正戸籍法に伴い、出生届を受理する際、名前にふりがなをつけることが決定した。人の名前は一生もの。親は時流に添わず、慎重、熟慮をもって命名した方がいい。キラキラと眩しすぎるのも善しあしだ。
記事を書く際、特に若者たちの名前には気を使う。固有名詞だけにミスは許されない。「名は体を表す」という。体のサイズだけではない。その文字には深い意味も含まれていることと思う。手前味噌だが、この項の「波光」は、朝の陽光をたっぷり受けた波がキラキラと輝いている様に感動して付けた。(編集長)