勿来剣友会から2人が見事昇段 合格率は2割ほど

 昨年度行われた全日本剣道連盟の段位審査会で、勿来剣友会の斉藤隆さん(71)と白沼真由美さん(68)の2人が「7段」に昇段した。
 最高峰の8段に次ぐ、合格率20%ほどの難関。斉藤さんは4年前の6段昇段に続き「一発合格」、白沼さんは「市内3人目の女性昇段者」となった。
 審査会は1分半の立ち合い2回の実技形式で、剣術だけでなく着装や礼法も求められるという。昨年度は国内各地で8八回実施され、斉藤さんは昨年8月、白沼さんは今年2月に合格。
 2人は、コロナ禍の2020(令和2)年に同剣友会メンバーで立ち上げたサークル「楽しく剣道まなぼう会」で切磋琢磨(せっさたくま)し合う仲間。週に2回、勿来と山田の両公民館で腕を磨いている。
昇段の原動力になったのは、白沼さんの夫で、2人より先に7段となっていた徳孝(のりたか)さん(67)。8段を目指して市外に赴いて修練しており、サークル内では指導役を務めてきた。
 錬士の称号を持つ斉藤さんは、「挑戦の終わりは、挑戦の始まり。今後も初心を忘れず、後進の育成に力を尽くしながら、生涯剣道の道を歩み続けたい」と決意。
 子育てなどで中断しながらも、家族の支えで剣道を再開した白沼さんは「今回の合格が、これから剣道を志す若い世代や女性剣士の励みになればうれしい」と話していた。

7段に昇段した、右から斉藤、白沼さん。左は指導役の徳孝さん