
子どもになったら職は?
社会には多くの職業があり、選択には事欠かない。ある生命会社が実施した今春の小学1年生への「将来なりたい」アンケート。興味深い業種が並んでいた中で男女とも上位を占めたのは「会社員」。理由は記されていないが、ちょっと寂しい気がしないでもない。
学業を修めれば、その多くは職に就き、社会への貢献を続ける。現今を見渡せば、20年、30年と長く勤める人がいる半面、半年、1年足らずの “短距離型” も多いようだ。社内の対人関係、あるいは本人の資質も要因の1つとみられているが。
それにしても1年生たちの選んだ職業のベストテン、やはりユニークだ。公務員、教師など堅い仕事の “定番” はあるものの、昨今の社会風潮を反映してか、テレビやマンガ、アニメからの影響が大と思われる職業も結構目立っていた。
昭和40(1965)年代から続いた高度成長期には、終身雇用が一般的だった。しかし、それももう「ずっと昔の話」。今、自由選択が一段と進んできたとはいえ、その分、はき違える無責任者も急増中だ。子どもはいつも仕事に汗を流す大人の姿を見ている。
さて、子どもたちから大人に対して「子どもに戻ったとしたら将来はどんな職業に就きたいですか?」。こんな質問があったとする。あなたならどう答えるだろうか。興味津々ではある。(編集長)