NEW!! 2026年9月号

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本で “ほのぼの交流 続く

 朝のホームルームの時間を利用して婦人団体のメンバーが、地元の中学校全クラスで「読み聞かせ」による “知育貢献” に努めている。この活動、始まって10年余という。「本離れ」が広がっている中、本を身近にも感じられ、子どもたちにとってはまたとない栄養剤だ。
    
 図書・本離れが始まってどのぐらいたつか。日本の文化の粋の一つ、文字。社会には数えきれないほどの書籍類が山のように連なっているものの、手に取る人は年々減少。それも、極端に。当然、書店も減り、最近では全国で1万店を割り、9,000店台という。

 そんな中で「子どもたちに豊かな心を。そして地域交流も」。2016年から永崎女性の会(髙久香代子会長)と、江名中の生徒たちによる月1回、絵本のほのぼのとした「読み聞かせ」活動が続く(詳細は本誌・まちニュース23ページ参照)。

 本から得るものは大きい。個々の人生途上に計り知れないほどの影響を与えてくれることも多い。スマホの席捲で「読まない派」はさらに増加中だが、女性の会と江名中生徒のような温かい交流が広がれば、読書人口の増加にもつながるはずだ。
    
 文字の国で生活して本を読まない、文字を追わない手はない。先人たちが試行錯誤を繰り返しつつ作り上げてきた “遺産” の一つだから。拝金主義の横行が著しい今こそ、本に浸かってみるのもいい。本誌もどうぞ。(編集長)