塩屋埼灯台=1997年

 

| 月刊りぃ〜ど 2017年6月号掲載 | 

 あの東日本大震災は、私に「生きるとはどういうことか。人生とは何か」について考えるきっかけを与えてくれた。
 私の結論は簡単だった。
 それは「人に生かされ、人のために生きる」ことだった。
 自分が生かされたのか、これからどう生きるのか。
 志半ばで犠牲になった多くの人々。
 その人の「力」をエネルギーに、自分の出来ることで、人のためになる生き方を意識しながら生き続けたい。
 この半年間、私の独り言に目を向けていただいた方々に感謝です。
 ありがとうございました。 =終わり

●木版画・文 菅野伸是(中央台、なごみ庵店主)