
木組みのトンネルに、約200個の風鈴をつるす「風鈴回廊」が先ごろ、江名の真福寺で開かれた。
同イベントは、江名の町を盛り上げることを目的に、地元有志らでつくる団体「江名シングルアッププロジェクト」が企画、コロナ禍で、2019年に続き2回目の開催。
ちりめんで作った、タコやマグロ、折り鶴が入ったものなど、バラエティー豊かな作品を展示。願いが書き込まれた、風受けの短冊は、広島平和記念公園の折り鶴再生紙を使用している。
飾りつけには、地元住民と、震災当時から江名地区の支援を続ける、埼玉県立所沢西高校のボランティア団体「KSOV(高校最後の思い出をボランティアへ)」の卒業生ら9人が参加、作業に汗を流した。
同ボランティア団体の味原健太郎さんは、「江名に来るのは3年ぶり。心地よい、きれいな音色が響いてうれしい」と、笑顔で話していた。




大小さまざまな風鈴が、涼しげな音色を奏でる