植田の町ににぎわいを取り戻したい、ダイニングキッチン月海がCF挑戦

本ファンドの募集は終了しました。


ダイニングキッチン月海-Ruu-店舗にて、今野代表

 「企業ひと技応援ファンド」で、植田町の飲食店「ダイニングキッチン月海-Ruu-」などを経営する合同会社DKR03(今野詠史代表)が、菓子をはじめとした自社製品のテークアウト販売、地場産品の直売などを行う店舗改装のためのプロジェクトに挑戦、支援を募っている。

 プロジェクト名は「地域のひと、農業者、漁業者、料理人をつなぐ拠点から、街に『動き』を生み出したい」。店舗とキッチンカー事業などで、地元生産者と提携し、地産地消をメインとしたメニューを開発、提供している同店の店舗2階を改装し、販売店を設ける。

 同ファンドを運営するのは市、いわき商工会議所、いわき産学官ネットワーク協会、いわき信用組合の4者。市内の地域経済を支援し、事業承継や創業を促進するクラウドファンディング(CF)で、同店で使用できる食事券や、ランチ、ディナーの貸し切りコースといった返礼品を用意し、市内外から幅広く支援を受ける。

 同CFのプラットフォーム「磐城国」は、いわき信用組合がエリアオーナーとして管理運営。企業ひと技応援ファンド以外にもさまざまなプロジェクトを実施、成立させている。今回のファンド案件は平成28年の開始以来、61件目。

 今野代表は「店でも人気のフレンチトーストや唐揚げなどを提供する予定で、シフォンケーキ、チーズケーキ、プリン、ゼリーと扱う商品を増やしていきたい。植田町を楽しめるマップも作成して、町中に若い人が戻ってくるきっかけにできれば」と、意気込みを語っていた。

 目標募集金額は100万円。募集期限は8月15日まで。 詳しくは磐城国の同プロジェクトページhttps://camp-fire.jp/projects/view/682365?list=channel_iwakinokuni)参照。

CFチラシ前面
CFチラシ裏面