
特集 | いわき 最新、住宅事情(上)

家を巡る状況は、時代とともに変わる。ライフスタイルや経済、広くは国際情勢、地球環境さえも。こうしたダイナミズムの中にあるのが、「人生で一番高い買い物」の“マイハウス”だ。国は現在、住居に関するさまざまな施策を打ち出しているが、いずれも視線の先にあるのは、理想とする「目標」。11、12月号では、これらを踏まえながら最新の「住宅事情」を考える。
連載 | 学べるトラベル 塩屋埼灯台

360度の大パノラマ
初点灯は1899(明治32)年12月15日。来年には125周年を迎える長い歴史を持っているのが、白亜の塩屋埼灯台。いわきの海の安全を見守り続けてきた、海上交通の要衝だ。
日本全国で16カ所ある、「のぼれる灯台」のひとつ。57年に公開され、大ヒットした木下恵介監督の映画「喜びも悲しみも幾年月」のモデルとなっている。
歌手、美空ひばりの名曲「みだれ髪」の歌詞中に出てくる、「塩屋の岬」の舞台としても知られ、歌碑も建ち、“聖地巡礼”の元祖ともいえる、観光の拠点だ。
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