特集 | 東日本大震災―13年(下)情報
死者・行方不明者数が2万人を超えるなど、各地に甚大な被害をもたらした東日本大震災から13年が経過した。市内ではこの間、大雨や台風などの自然災害が相次いだが、防災・減災面でより重要視されるのは「情報」。ハザードマップなどを上手に利用、居住する地域の危険性などを見直してみたい。
連載 | いわきを辿る!
「旧内郷市(炭鉱の町編)上」
炭鉱の町というと、常磐湯本町のイメージが強いが、実際に炭鉱として最初に発見され、事業が開始されたのは、内郷の白水町、弥勒沢。幕末期、168年前の1856(安政3)年、後に“石炭の父”と呼ばれる片寄平蔵が露頭の石炭層を発見し、翌年には湯長谷藩の許可を得て開鉱している。
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