投書は「応援歌」です
人は褒められればうれしいし、逆なら落ち込む。本誌には毎号、誌面についての“お便り”が届く。提案、情報提供、叱咤型も少なくない。一連の反応、大いに参考になっている。本・文字離れが進む今、試行錯誤の日々だが、少しでも役立っていると思うと嬉しくなる。
読者からの便り、ひと昔前までは、葉書やファクスが主流だった。しかしここ10数年はメールでも舞い込む。年齢、性別、内容はさまざま。最新の3、4月号では「東日本大震災ー13年」を特集で組んだところ、手前味噌ながら好評の文面が目立った。
連載ものや、飲食店に関する情報などについての意見、要望なども多い。ちょっと困ったのは、「『月刊りぃ~ど』は、何人で作っているのですか?」の質問。大震災、コロナ禍後は少数精鋭?による作業のため、これについては“企業秘密”。
「人は情報」。この一点が創刊当初からの本誌のスローガン。今年、創刊32年目を迎え、登場した人は数万にのぼる。人々がそれぞれに織りなす社会生活。本誌はそんな人の一部を情報として掲載している。読者からの投書は“応援歌〟。毎号、いっぱいのお便りをどうぞ。
編集作業上、一字一句に気を配るのは必然。記者たちには折に触れ、「記事は真剣勝負で!」と、伝えている。が、ミスは出る。悔しい。この道、結構、「因果な商売」でもあるのです。 (編集長)