2025年6月号

時代の流れとは言うが…

外来語含みの“和洋語”が大量氾濫し、テレビ、新聞などの情報内容が理解しづらい、という声をよく聞く。意識的に用いている節もなくはないとは思うが。噛み砕いて発信してくれれば何のことはないはずだ。日本は、国語がふんだんな国なのだから。
     
いつ頃からだろうか、外来、特に米英圏からの言葉がカタカナ表記で大手を振るい始めたのは。例えば、ニュース、スーパー、アイドル、ベッド、イメージなどなど。今ではすっかり「日本語」そのものだ。

時代の流れとして受け入れなくてはとは思う1人だが、あまりにもカタカナ使用が多すぎる。紙上の記事も恒常化し、一般的には理解しづらいものも少なくない。受け手側は知識も年齢もまちまちで、右往左往することも結構あるようだ。

言葉は「生き物」。しかし、発信側、知識を誇るわけではないだろうが、耳慣れないカタカナ語を連発するのは好ましくはない。日本には世界に冠たる奥深い言語、文字があふれるほど存在しており“世界一”だ。日本語、もっと大事にしない手はない。
     
「それは、総理マター」と、テレビのアナウンサー。総理がまた何かやらかしたのか、と思ってギクリとしたと、知人。マターとは日本語訳で問題のこと。お笑い種の一コマ。個人的にはパソコンやスマホ関連用語にも頭が痛い。覚えきれない。いちいち調べれば日が暮れる。(編集長)