いわき市と学校法人昌平黌が共同設立した「国連ユニタールCIFALジャパン国際研修センター」が、次世代育成の取り組みを本格化させている。先ごろ2つの事業を行い、児童生徒に国際感覚などを養う〝学び〟を提供した。
児童が平和で豊かな社会の実現について話し合う、「国連を支える世界こども未来会議in FUKUSHIMA IWAKI」は1月31日と2月1日、東日本国際大学などで開かれた。開催は東北初。
同会議は、社会課題の解決と次世代育成を目的に、ピースコミュニケーション財団が各地で展開している。いわきでは同センターがともに実施。
「住み続けられる未来の福島」がテーマに掲げられ、市内と都内から小学4~6年生約30人が参加。ジャーナリストの堀潤さんが司会などを担当。1日目は相双地区で震災遺構や伝承館を見学した。
2日目は同大でワークショップを行った。テーマ実現に必要なこと、そのための施策を議論。グループに分かれてまとめ、「きれいな福島をつくれば人が集まる」「福島を有名にするため、東京で新聞を発行」などと発表していた。
市内の中高生を対象とした「模擬国連ワークショップ」は1月25日、平、いわき産業創造館で開催。参加者22人が世界各国の大使になりきり、「国連カフェ」のメニュー選定を通じて多国間での合意形成の過程を学んだ。

未来会議で住み続けられる福島の実現を話し合った児童ら